水酸基を持つガーネット材料はその組成によって機能性が変化することが、計算科学の観点から明らかにされています。この研究では、熱処理温度の違いにより、ガーネット材料の組成制御ができることを見出すとともに、これまで以上に優れた水質中のフミン質除去機能の発現を達成しました。従来とは異なるフミン質除去材料の設計指針につながるものと考えています。
これは2022年卒 美濃羽 祥吾さんと、本学 環境セラミックス分野の浅香 透 先生、漆原 大典 先生との研究成果で、Ceramics International (https://doi.org/10.1016/j.ceramint.2022.11.307)に論文が掲載されました。